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インドで古くから伝わる伝統ヨーガの技法を伝え継ぐ

インドで古くから伝わる伝統ヨーガの技法を伝え継ぐ

2015年06月20日 『Hus 日記』

「国際ヨーガの日・雑学」
ブログを書くと決めつつ、2月からそのままに・・・
そして記念すべき前日ブログを再開することができました。梅雨ののんびり空いた時間にお読みくだされば幸いです。皆さんへ配布した資料です。

6月21日「国際ヨーガの日」制定

国連が6月21日を「国際ヨ-ガの日」に制定することを決めました。インドのモディ首相がインド文化であるヨーガを世界に発信しようとの狙いで、ヨ-ガはインド発祥の修行法で、現代では健康法として広く支持されているが、国連総会の演説でモディ氏は、「ヨ-ガは私たちの古代の伝統からのかけがえのない贈り物だ。心身の統合を具現化する。運動というだけでなく、あなた方自身と世界、自然の調和の感覚を発見させるものだ」と訴えました。

このような、インド政府からの通達を受け、今回、インド政府の機関下であるKaivalya dhama大学のネットワーク教員として、これを記念し6月21日山鹿日輪寺にて「座禅&伝統ヨーガ」を開催いたします。
現在、日本、欧米、西洋、世界各地において「ヨガ」と称し、いろいろなスタイルのものが存在しています。しかし、なぜ今「ヨーガ」を文化遺産化する動きが生まれたのか、それは「古代からの恩恵」を残すことによって先人たちへの畏敬の念を示すためでもあると思います。時代は目まぐるしく変化し、それに対応し現代化していくことも大事です。しかし、何もないところから生まれ出たものには深い意味があり、それがもつ意味を変えることはできません。その伝承されてきた「伝統のヨーガ」がどのようなものであるか、その恩恵とその意味をこの機会に紹介していきたいと思います。
 
「ヨーガは古代の伝統からのかけがえのない贈り物」として制定されたものであるが、伝承されてきた「伝統のヨーガ」がどのようなものであるか、その恩恵と学びをこの機会に紹介していきたいと思います。
また、HPを新しく更新しておりますので、今後のクラス予定をご覧ください。

ヨーガとは・・・
 ヨーガとはサンスクリット語で「Yuj(統合・サマーデイ)」という意。
 
Unite(統一) Union(合一、結合) Harmony(調和)
 
ヨーガは、健康な体、平穏な心、喜びに満ちた魂を得るため、またエネルギーを高める
ためのインドで昔から伝えられてきた、体の内面に働きかけるテクニックで、人生の希望
を発見するためのガイドです。

「統合」・・・一体何と「統合」させていくのか?日々私たちの周りで起きること、人格全体は、かならずしも「調和」のとれた状態になく、遺伝的要因や家族の環境、職場の環境、社会、自然との環境、男女間においてもまさしく「不調和」を日々感じながら生活しているわけです。では、なぜ「不調和」「苦悩」と感じるのか?それは「煩悩」があるからです。私たちの欲望や、エゴ、執着・・・それを仏教用語では「三毒」といい、ヨーガ用語においては「クレーシャ(煩悩)」といいます。身心を悩まし、苦しめ、惑わせ、汚すのはこの毒 「貪欲(欲望です)」「瞋恚(怒り)」「愚痴(迷妄・無知)」が自分の中にあるからです。
私たちは1日に3万通りの考えをするといわれています。心は、朝起きた瞬間、いや寝ているときも活動状態にあり「動き回る」のが仕事のようなものです。例えば、3万通り全ての思考が「痛み」「苦痛」につながるわけではありません。そうでないときもちゃんとあります。なので自己の「思考」をちょっと観察してみてください。もし「苦痛」が伴わなければ、そこに三毒はなく、しかし、「苦痛」だとかんじるのであれば、そこには自己の欲望・利己的な思いがあることが原因しており、なので「不調和」だと感じ、それを自らが作り出していることに気づきます。インドの先人たちは、自らが作り出した「不調和・苦痛」に気づき、それを減じるためにいろいろな方法・技法(姿勢法・浄化法・気をコントロールしたり、呼吸法・食事法・瞑想法・心の持ち方・真言を唱えたりなど)を考え、自分自身への「統合」を目指してきました。それが先人たちが伝承してきた「ヨーガ」です。
また、ヨーガにはただ1冊の経典「ヨーガスートラ」があり、そこには、
 
ヨーガの定義(ヨーガスートラ)
心の作用を止滅することが、ヨーガである。」
心のはたらきを自分で修正をして、動く心を完全に中止させなさい、とあります。
 
では、どのようにして修正させていくか?まず日々心の「観察=瞑想」を行うこと。苦痛たらしめる「心」であれば、自らの考えをあらためていくのです。そのようにして自ら作り出した「苦悩」を自らが修正していくのです。“自分自身がかわらない限り、自分の心や、周りの世界を変えていくことはでき。ない”これが人生の基本原則でもあります。
 
インドの諺 「 Mana eva manushyanam 人の心は、心次第である」
 
なので、どのようにでもなります。あまり「真面目」に考えすぎないことです。人との関係、仕事、食べるものなど「ちょうどいいぐらい」がいいのです。ヨーガの練習法の一つである。アーサナ(姿勢法)も、自分がとっている姿勢が「ちょうどいいぐらい」でいいのです。伝統文献には「体が柔らかいのがヨーガです」とか、。また「美容と健康にいいのがヨーガです」とも書いてありません。
なので、レッスンの中で「快適で安定した」ちょうどいい姿勢をとれば、呼吸が調い、心も調ってきますから、そこを自らガイド(誘導・調整)していってください。日々の中においても自分で自分自身を調整していきます。

これから・・・
ストレス社会と言われる昨今、私たちの心は自然が汚染されるのと同じように、お互いをいたわる気持ち、真実や愛情といったものが、欲やわがままでかき消されそうな状態です。では一体どうすればそうならずに済むのでしょう。まずは、私たち一人一人が自分自身に目を向け、心を身体の内側に向ける集中の仕方を学び、本当の「幸せ」とは何かを問いかけることです。正しい行為、言葉、よい思考が心、体、精神をよりよき方向へと導きます。ヨ-ガはその道具のようなものです。ヨーガの実践により健康な体、穏やかな心を保ち続けていきましょう。

*写真はこの世で一番愛を注ぐムンバイの彼=お釈迦様です。
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