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インドで古くから伝わる伝統ヨーガの技法を伝え継ぐ

インドで古くから伝わる伝統ヨーガの技法を伝え継ぐ

2017年07月07日 その他

シンガーソングライター「樋口了一」さんに学ぶ

7月6日(木)
「樋口了一」さん

台風も、豪雨も去り、しかし、福岡、阿蘇、大分には多大なる爪痕を残していった。
次は、何が・・・一瞬一瞬があることが普通ではない、そんな感じ。事実、「それ」はない。だからこそ、そのわずか一瞬を大事にしないと。。。7月のNewsにもそのようなことを書いたばかり。

自分たちが行っているヨーガには、5000年の歴史があり、その始まりは人生における3大苦をどうするかだった。

1アディアトミカ  自ら引きおこす苦
2アデイバウテイカ  外部からの苦
3アデイデーヴィカ  自然災害の苦

この3つの原因は、自ら持ちえるカルマであったり、原因は自己にある。自然災害もふいにやってきて予測のつかない苦を与えられるが、やはりそこにも見えないカルマは存在するのだろう。

なぜ、ヨーガを学ぶか、それは避難用の防災具を準備しておいたり、食料を備蓄したりするのと同じ「備え」のようなものだから。そう、難しく考える事ではない。

今日は、昨日の「熊日すぱいす」と以前掲載されていた、現在TTCに勉強に来ておられる樋口さんのご主人である、歌手の「樋口了一」さんを紹介したくて。。。紹介は私以上に奥様が一番ご存じなので、私の出る幕ではないが。
不思議なことに、日曜日の朝の樋口了一さんのラジオを何度も耳にし、また、たまたま開いた新聞にも。そして、昨日の「熊日すぱいす」は、大雨で、息子へのお弁当届け、ハスラボへ行ってレッスン中止の連絡、また戻って翻訳作業と、新聞をみるまもなく、たった今、皆さんに配付する資料をカットするために使おうと、昨日読んでない「すぱいす紙」を開くと。。。樋口了一さんの記事がまた偶然にあった。
いつか、お知らせしようと思い、今回のタイミングに。

その文の中に、

「10年前からパーキンソン病と闘いながら音楽活動を続ける樋口さん。"その時の自分が興味あることでしか曲づくりをしない"」
と、あった。自分にも似たところがあるので、なので何故か惹かれるのだろう。

また、最後の言葉には、

「どんなにつらい、暗い、苦しい人生でも、それはその人に必要で、理由がある。それでも"人生の最後はハッピー"っていうことを曲に乗せて伝えることが、今の自分には興味があることかな」

と。私たちが今、ヨーガで学んでいる、特に今、ヨーガスートラのサマデイで言わんとする、現実的にそれをどうとらえ、生かすか。それを樋口さんは集約してくれているように感じた。サマディは、プレゼン化するものではないが、それを編纂したパタンジャリがそうだったように、ヨーガを学ぶ生徒にそれを伝えることで、実践に向かわせる。混乱し、目的にたどり着かない生徒たちにパタンジャリは、それを短文に残した。なので、自分も今、英訳し、繰り返し、繰り返し、そこを読み資料を作って説明したが、現実的にはどういうことなのか。問題や病気が生じた時に「それはそれ」と思えるのか。現実にその淵に立っている樋口さんの話はすーっと胸に落ち、そして、強い!と思った。しかし、もし自分がそうなったら。。。そう、どんなに説明しきったとしても、「経験」でしかわからない。本当のことは伝えられない。

そう、次回から、ハタ・プラデイピカーの原文に入っていくが、まさにこの3大苦と向き合い、生きる指南書を提示してくれている。具体的に、実践で。

樋口さんの深き思い、苦難は完全にはわからないけれど、その苦闘と出会ったとき、どうすべきかを教えてくれているようで勉強になった。
そして、その家族の思いは・・・次回のTTCで奥さんである本校の生徒の樋口さんに聞いてみたいと思う。彼女は、そのことを一言も自分からは出さなかったから。彼女も「強い」、それは確かだ。

ぜひ、これを読んでほしい。

3枚目は、車イス生活の「苦」を経験した記事。偶然にも彼女を幼少から知っていたので、オリンピックを目指していた彼女に何が起きたのか、この記事で知ったので。。。残念なことだが、それとは裏腹に彼女は想像以上に明るかった。なので、安心した。
また、「国際ヨガ in 熊本」に参加してくれた、車イス生活になった、タカヒロくんにも、ぜひTTCに呼んで話を聞く機会を作りたいと思う。彼は、18歳で脳梗塞を起こし、車いす生活になった。父も同じ脳梗塞だった。しかし49歳の若さでこの世をあっという間に去った。3人の子どもたちを残して。。。タカヒロくんには「命」は授けられた。なので、来年も、一緒に青空の下でヨガをやりたい。
今、TTCの基礎編を終えた生徒、または現指導者と応用編の勉強に入った。正直ここまでするのか、という内容もあるが、今回の応用編は知識の詰め込みでなく、生きたことを学ぶ場にしている。現実の中で生き、考え、実践することが「ヨーガ」なのだから、心と魂で学ぶ場にしたいと思う。

晴れ間が見えだした。

「今、生きている」

 

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